「ハイテクスニーカー」「ローテクスニーカー」の違いとは？241015

2024/08/25

この記事をご覧の方で「ハイテクスニーカー」と「ローテクスニーカー」の違いについて
ご存じの方はどれほどおられるでしょうか?

日頃からスニーカーを購入したり、最新情報を集めているスニーカー好きな方々であればご存知の場合が多いと思います。

しかし、最近スニーカーに興味を持ち始めたなど、いわゆるスニーカー初心者の方の場合は
どうでしょうか?

おそらく、「なんとなく予想できるけど、どのように違うかまではちょっと…」という場合が大半かと思います。

そこでこの記事では、「ハイテクスニーカー」と「ローテクスニーカー」について両者の具体的な特徴について解説した上で、改めて「ハイテクスニーカー」と「ローテクスニーカー」の違いについて解説してまいりたいと思います。

「ハイテクスニーカー」とは、「High Technology」すなわち、製品に対して「高い技術が施されたスニーカー」を意味します。

ここでいう「高い技術」とは、足腰への負担や衝撃を吸収するクッション性・通気性などを
最先端かつ高性能なレベルで備えている点を意味します。

これにより、快適な歩行を可能にするだけでなく、足への負担を減らし高い瞬発力を見込めることから、一般〜プロのスポーツ選手まで数多くの愛用者が存在するスニーカーです。

ハイテクスニーカーを語る上で忘れてはならないのが、ハイテクスニーカーの元祖とも言える、「NIKE AIR MAX」シリーズです。

初代AIR MAX「AIR MAX1」には、NIKE独自のクッショニングシステム「NIKE Air」を目に見える形でデザインする「ビジブルエア」と呼ばれる手法が採用されており、画期的な機能性と斬新なデザインが人々の間でまたたく間に人気となりました。

また、Reebokの「インスタポンプフューリー」もハイテクスニーカーの代表格です。

「インスタポンプフューリー」はポンプシステムと呼ばれる、スニーカー内の空気を調節することで自在なフィット感を生み出すことが可能な機能を備えております。

その抜群なフィット感から、こちらも多くのReebokを生み出すほどの人気を得ました。

ここまでをまとめると、「ハイテクスニーカー」とは、

単なる靴としてのデザイン性だけでなく、足への衝撃緩和や負担軽減などの「高機能な付加価値を持ったスニーカー」と言えるでしょう。

一方で、「ローテクスニーカー」とは「Low Technology」、すなわち「特筆できるような高い技術が施されていないスニーカー」のことを指します。

ハイテクスニーカーのようなクッショニングシステムなどの高機能性は備えていませんが、
その分ほとんどのローテクスニーカーはシンプルで洗練されたデザインを施されており、
履き心地も快適です。

ハイテクスニーカーもファッションとの相性は抜群ですが、ローテクスニーカーはそのシンプルさゆえにどのようなコーディネートにも合わせやすく、よりファッションとの相性が良いと言えます。

また、必要最低限の機能を備えているに留めているため、ローテクスニーカーはハイテクスニーカーよりも幾らかリーズナブルな値段でお求めいただけます。

ローテクスニーカーの代表例では、CONVERSEのスニーカーが最も有名で、
中でもレザーと靴ひもの比率が美しい「CONVERSE ALL STAR」シリーズは定番にして王道のローテクスニーカーです。

また、ハイテクスニーカーメーカーとしての印象が強いAdidas、NIKEからもそれぞれ
「Adidas スタンスミス」「NIKE AIR FORCE」などの超有名ローテクスニーカーが発売されています。

ここまでをまとめると、ローテクスニーカーとは、「機能性は最低限に留めながらもシンプルかつ洗練されたデザインが美しい、万人向けのスニーカー」と言えます。

ここまで、ハイテクスニーカーとローテクスニーカーの違いについて解説して参りました。

両者を比較すると、

・スポーツをしている
・機能性を重視したい
・ロマン感のあるデザインが好き
という方はハイテクスニーカーを。

また、
・価格を抑えたい／コスパ重視
・シンプルなデザインが好き
・ファッションが好き

という方はローテクスニーカーを選ぶと良いと考えられます。

ハイテクスニーカー、ローテクスニーカースニーカーのいずれもとても魅力的なスニーカーであるため、両方購入し、ご自身の用途に応じて履き分けるというのもオススメです。

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